過去に支払いの遅れや債務整理の経験があり、信用情報に傷がついている、いわゆる「ブラック」の状態にある方にとって、新たな資金調達は非常に高いハードルとなります。大手消費者金融の審査に落ちてしまい、「もうどこからも借りられないのではないか」と不安を抱えている方も多いでしょう。
インターネット上で検索をすると、「ブラックOK」「審査なし」「誰でも借りれる」といった甘い言葉で勧誘する広告を目にすることがあります。しかし、安易にこうした言葉を信じて申し込みをすると、違法な業者に関わってしまうリスクがあります。
もっとも、大手の審査に落ちたからといって、全ての正規の貸金業者から融資を断られるわけではありません。世の中には、大手とは異なる独自の審査基準を持ち、過去の信用情報よりも「現在の返済能力」を重視してくれる中小消費者金融が存在します。
本記事では、金融ブラックの状態でも借入ができる可能性がある中小消費者金融の実態と、審査に通るための具体的な知識について解説します。違法業者と正規業者の見分け方や、審査通過率を少しでも上げるためのポイントを正しく理解し、安全な資金調達の方法を見つけていきましょう。
【厳選】ブラックでも借りれる可能性がある正規の中小消費者金融一覧
ここからは、実際にネット上の口コミや評判で「審査が柔軟」「ブラックでも借りれる可能性がある」と評価されている、正規の中小消費者金融を厳選して紹介します。
これらはすべて金融庁に登録されている正規の貸金業者であり、法定金利内で営業を行っています。「審査なし」の違法業者とは異なり、きちんとした審査は行われますが、大手にはない独自の基準で、あなたの「現在の返済能力」を評価してくれます。それぞれの特徴を比較し、ご自身の状況に合った業者を選定してください。
【セントラル】大手並みのサービスと自動契約機を持つ中堅の筆頭

愛媛県に本社を置く「セントラル」は、創業50年を超える老舗でありながら、サービス内容は大手消費者金融に肉薄する利便性を誇ります。中小消費者金融の中では珍しく、東京や神奈川、埼玉などに無人自動契約機(セントラルくん)を展開しており、対面でカードを受け取ることが可能です。
セントラルの最大の特徴は、セブン銀行ATMと提携している点です。専用カードを使えば、全国のセブンイレブンで借入や返済ができるため、周囲に見られても「銀行でお金をおろしている」ようにしか見えず、プライバシーが守られます。
また、初めての方であれば「最大30日間金利0円」のサービスも提供しており、金利負担を抑えたい方にも適しています。過去に債務整理の経験があっても、現在は安定した収入があれば審査対象となるため、利便性と審査の柔軟性を両立させたい方にとっての第一候補と言えるでしょう。
公式サイト:【公式】セントラル | カードローン、キャッシング、ご融資なら消費者金融のセントラルへ。
【アロー】過去の債務整理歴があっても相談可能な柔軟な審査姿勢

名古屋市に拠点を置く「アロー」は、全国からのWEB申し込みに特化した消費者金融です。「今すぐお金が必要」という切実なニーズに対し、最短即日での審査完了と振込融資を目指すスピード感が魅力です。
アローの審査基準は非常に明確で、「過去の信用情報よりも現在の収支」を最重要視します。公式ホームページでも、過去に自己破産や債務整理を行った方でも相談可能である旨が示唆されており、いわゆる「ブラックOK」と噂される業者の中でも、特に柔軟な姿勢を見せています。
さらに、専用アプリを利用することで、本人確認書類や収入証明書を郵送なしで提出できる「WEB完結」に対応しています。郵便物が自宅に届くのを避けたい方にとっては、非常に使い勝手の良い業者です。ただし、現在他社での返済を延滞中である場合は審査に通らないため、あくまで「過去の事故」がある方が対象となります。
公式サイト:消費者金融アロー公式サイト
【フクホー】書類提出は多いが、他社お断りの人にも親身に対応する老舗

大阪の難波に店舗を構える「フクホー」は、創業50年以上の歴史を持つ老舗中の老舗です。ネット上の掲示板等では、どこに申し込んでも断られ続けた人が最後に辿り着く「最後の砦」として、「神金融」の名で呼ばれることもあります。
フクホーの特徴は、提出書類が比較的多いことです。本人確認書類や収入証明書に加え、住民票の写しなどが求められることがあり、手続きには多少の手間がかかります。しかし、これは「書類さえ揃えれば、信用情報だけでなく個人の事情をしっかり見てくれる」という裏返しでもあります。
機械的なスコアリングで「審査なし」のように即否決するのではなく、手間をかけてでも利用者の現状を把握しようとする姿勢が、多くの金融ブラック状態の人を救ってきました。即日融資にはハードルが高いものの、確実に融資を受けたいと願う方にとっては、頼りになる存在です。
公式サイト:キャッシング・消費者金融のフクホー【公式】ホームページ
【いつも】LINEでのやり取りが可能でスピーディーな対応が魅力

高知県の「いつも」は、中小消費者金融でありながら、非常に現代的でユーザーフレンドリーなサービスを展開しています。特筆すべきは、LINEを使った問い合わせや書類提出が可能である点です。
電話でのやり取りに抵抗がある方でも、普段使い慣れたLINEを通じて担当者と相談ができるため、心理的なハードルが低くなります。また、審査スピードも速く、WEB申し込みから最短45分での融資実行を謳っています。
「いつも」もまた、過去の金融事故に対して理解を示しており、現在は定職に就いていれば前向きに審査を行ってくれます。さらに、契約後の自宅への郵送物をなしにする対応も可能なため、家族に内緒で借りたい方にも適しています。全国対応かつ振込融資がメインとなるため、地方在住者でも問題なく利用できる利便性の高さが評価されています。
公式サイト:いつも -itsumo-
【エイワ】「対面与信」を貫く最後の砦。人柄重視で審査を行う街金

「エイワ」は、WEB完結が主流の現代において、あえて「来店必須」のスタイルを貫く異色の消費者金融です。融資を受けるには、必ず店舗へ出向き、担当者と対面で面談を行う必要があります。
一見すると不便に感じられますが、これは「データだけでなく、直接会って人柄を見て判断したい」というエイワの方針によるものです。そのため、他社ですべて断られた方でも、対面で返済の意思を誠実に伝えることで審査に通る可能性が残されています。
口コミでは「担当者から生活指導(説教)をされた」という声も聞かれますが、これは利用者の生活再建を本気で考えているからこその対応です。「多少厳しいことを言われてでも、どうしても借りたい」という方にとっての、文字通り「最後の砦」と言える業者です。
公式サイト:キャッシング・消費者金融のエイワ
【ライフティ】セブン銀行ATMが利用可能。カード発行型の希少な中小消費者金融

「ライフティ」は、中小消費者金融でありながら、大手のようにキャッシングカードを発行している点が大きな特徴です。全国のセブン銀行ATMを利用して借入や返済ができるため、利便性は大手に見劣りしません。
審査スピードに関しては、申し込みから融資実行まで数日以上かかるケースが多く、即日融資には不向きです。しかし、独自の審査基準を持っており、過去に金融事故がある方でも現在の返済能力があれば前向きに検討してくれます。
「今すぐ借りたい」という方には向きませんが、カードを持って計画的に利用したい方や、時間をかけてでも審査通過を目指したい方には適した選択肢です。
公式サイト:キャッシングのライフティ
【フタバ】創業50年以上の安心感。他社借入4社以内ならチャンスあり

東京都千代田区に本社を置く「フタバ」は、創業50年を超える老舗の消費者金融です。公式ホームページに「他社借入4社以内の方が対象」と明確な基準が記載されており、多重債務で悩む方にとっても申し込みの目安がわかりやすいのが特徴です。
また、「レディースフタバ」という女性専用ダイヤルを設けており、主婦やパートの女性でも安心して相談できる体制が整っています。融資額は10万円〜50万円の小口がメインとなりますが、初回利用者には「30日間無利息」サービスも提供されています。高齢者への融資にも比較的柔軟で、幅広い層を受け入れる懐の深さが魅力です。
公式サイト:キャッシングのフタバ
【ニチデン】関西・東海エリア限定。最大100日間無利息の強力なサービス

大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県・奈良県・滋賀県・三重県に特化した「ニチデン」は、対象エリアにお住まいの方にとっては非常に強力な選択肢となります。
最大の特徴は、はじめての方なら「最大100日間利息0円」という、大手消費者金融すら凌駕する無利息サービスです。審査スピードも速く、午後2時までの申し込みで即日振込が可能であるほか、訪問貸付(指定場所まで現金を届けてくれるサービス)も行っています。
地域限定という縛りはありますが、関西・東海エリア在住であれば、まずはニチデンを検討してみる価値は大いにあります。地域密着型だからこその柔軟な審査と手厚いサービスが受けられます。
公式サイト:ネットキャッシングのニチデン
ブラックでも借りれる消費者金融は存在するのか?「審査が甘い」という噂の真実
結論から申し上げますと、「ブラックでも借りれる」と公言している正規の消費者金融は存在しません。なぜなら、返済能力を超えた貸付を防ぐため、貸金業法等の法律で厳格なルールが定められているからです。
しかし、インターネット上の口コミや掲示板では「ブラックでも借りれた」「審査が甘い」と評価されている中小消費者金融が実在します。これは、法を無視して貸しているわけではなく、大手とは審査の「視点」が異なることに起因しています。ここでは、なぜ審査に通る可能性があるのか、その仕組みと真実について掘り下げて解説します。
なぜ大手消費者金融で審査落ちしても中小なら通る可能性があるのか
「アコム」や「プロミス」といったテレビCMでよく見かける大手消費者金融は、膨大な顧客データを基にした「スコアリングシステム」による自動審査を導入しています。申し込み時に入力された年収、勤続年数、他社借入状況、そして信用情報機関(CICやJICC)のデータをコンピュータが瞬時に解析し、点数化します。この際、過去に長期延滞や債務整理などの事故情報(ブラック情報)があると、システム上で「足切り」され、即座に審査落ちとなるケースがほとんどです。
一方で、中小消費者金融(街金とも呼ばれます)は、大手のような大規模な自動審査システムを持たない場合が多く、担当者が人の目で書類を確認する「対面与信」や「個別審査」を行っています。
彼らにとって大手と同じ基準で審査をしていては、大手の審査に落ちた顧客層を獲得することができません。そのため、中小消費者金融は「過去に金融事故があっても、現在は働いていて返済能力があるか」という点に重きを置きます。
大手で「機械的に否決」される人であっても、中小消費者金融であれば「人間味のある柔軟な判断」によって可決となる可能性があるのです。これが、一般的に「中小消費者金融は審査が甘い」と噂される理由ですが、正確には「甘い」のではなく「審査基準が柔軟である」というのが正しい表現です。
「誰でも借りれる」「絶対借りれる」という広告の裏側と貸金業法のルール
お金に困っている時、「審査なしで融資」「誰でも借りれる」「ブラックOK」といった広告は非常に魅力的に映ります。しかし、このような表現を使用している業者は、十中八九「闇金(ヤミキン)」などの違法業者、あるいは詐欺業者であると断定して間違いありません。
正規の貸金業者が守るべき「貸金業法」の第16条では、誇大広告の禁止が定められています。具体的には、「極めて審査が甘い」と思わせるような表現や、「誰でも」「無条件で」といった借入意欲を不当にそそる表現は禁止されています。
正規の消費者金融であれば、必ず返済能力の調査(審査)を行う義務があります。「審査なし」で貸すということは、法律を無視している証拠です。こうした業者に関わると、法外な高金利(トイチ、トゴなど)を請求されたり、犯罪に巻き込まれたりする危険性があります。
したがって、どれほど切羽詰まっている状況であっても、「審査なし」「絶対借りれる」という甘い言葉を謳う業者には絶対に申し込みをしてはいけません。本記事で紹介する「借りれる可能性がある業者」とは、あくまで金融庁に登録されている正規の貸金業者であり、法律の範囲内で柔軟な審査を行っている業者を指します。掲載している業者の登録状況は、金融庁の検索サービスで誰でも確認が可能です。
ブラックリスト(信用情報事故)の状態でも審査対象になる「独自審査」とは
よく耳にする「ブラックリスト」というリスト自体は物理的に存在しませんが、指定信用情報機関(CICやJICC)に「異動」という記録が残っている状態を指してそう呼びます。異動情報には、61日以上の長期延滞、代位弁済、債務整理(任意整理、個人再生、自己破産)などが含まれます。
大手消費者金融は、この異動情報がある時点で融資対象外とすることが一般的です。しかし、中小消費者金融が行う「独自審査」では、この異動情報の捉え方が異なります。
中小の担当者は、信用情報に事故記録があることを確認した上で、「その事故はいつ起きたのか」「現在は生活再建ができているか」「現在の収支バランスで返済が可能か」を詳しくヒアリングします。
例えば、5年前に自己破産をしていても、現在は定職に就き、勤続年数が1年以上あり、社会保険に加入している場合などは、「現在の信用力」を評価されます。大手では門前払いされる属性であっても、中小消費者金融の独自審査であれば、個別の事情を汲み取ってもらえる余地があるのです。これが「ブラックOK」とネット上で囁かれる、中小消費者金融の最大の特徴です。
いわゆる「神金融」と呼ばれる業者が重視するのは過去よりも「現在の返済能力」
ネット掲示板やSNSでは、ブラック状態でも審査に通った実績が多い中小消費者金融のことを、敬意と感謝を込めて「神金融」と呼ぶことがあります。
これらの業者が何よりも重視するのは、過去の過ち(金融事故)よりも「現在の返済能力」です。過去にどれだけ大きな金融事故を起こしていても、それは過去のこととして処理し、今現在、毎月安定した収入があり、返済に充てる余力があるかを徹底的に見極めます。
そのため、審査の過程では、以下のような提出書類やヒアリングが求められることが多くなります。
- 直近数ヶ月分の給与明細書(収入の安定性を確認するため)
- 源泉徴収票(年収を確認するため)
- 現状の他社借入件数と金額(総量規制の範囲内か確認するため)
- 住居の状況や家族構成
大手のように免許証一枚でサクッと借りられるケースは稀で、書類のやり取りや電話での現状確認など、手続きには多少の手間がかかります。しかし、その手間こそが、信用情報だけでは見えない「あなたの返済の意志と能力」を証明するチャンスとなります。「審査が甘い」と誤解されがちですが、実際には「現状をより深く見てくれる」のが、神金融と呼ばれる中小消費者金融の実態なのです。
即日融資も可能?中小消費者金融を利用するメリットとデメリット
独自審査によって、大手が断るような状態の方でも柔軟に融資を行う中小消費者金融ですが、利用にあたっては大手とは異なるメリットとデメリットが存在します。「今日中にお金が必要」という切実な状況下において、中小業者がどこまでニーズに応えられるのか、その実用面を詳しく解説します。
大手のような自動契約機がなくても即日振込を受けるための条件と時間帯
大手消費者金融の強みは、全国各地に設置された自動契約機によって、夜間や土日でもカード発行や現金受け取りができる点です。対して、多くの中小消費者金融は店舗を数カ所しか持たず、自動契約機を設置していないケースがほとんどです。
しかし、中小消費者金融でも「来店不要」での「即日融資」は十分に可能です。基本的には銀行振込による融資となりますが、当日中に現金を手にしたい場合は、申し込みのタイムリミットに注意する必要があります。
即日振込を成功させるための一般的な条件は以下の通りです。
- 午前中の早い時間帯に申し込む:
審査には人の手が入るため、大手よりも時間がかかる傾向があります。午前中、遅くとも14時までに契約手続きが完了していなければ、当日の着金は難しくなります。 - 必要書類を事前に揃えておく:
本人確認書類や収入証明書をスマホで撮影し、すぐに送信できる状態にしておくことが不可欠です。 - 銀行の営業時間と対応状況:
現在は「モアタイムシステム」により、24時間365日振込可能な銀行が増えていますが、消費者金融側の経理担当が稼働している時間内(平日9:00〜18:00頃)でないと振込処理が行われないことが大半です。
したがって、土日祝日や平日の夕方以降に「審査なしですぐ借りたい」と思っても、正規の中小消費者金融では即日対応ができないケースが多いのが実情です。即日融資を狙うなら「平日の午前中」が鉄則です。
在籍確認は必須?電話なし・郵送物なしで借りるための交渉術
家族や職場に借入を知られたくない方にとって、職場への在籍確認の電話や自宅への郵送物は最大の懸念材料です。大手では「原則電話連絡なし」を公言するサービスが増えていますが、中小消費者金融の場合、審査の一環として職場への電話連絡を行うのが基本スタンスです。
これは、信用情報に不安がある属性の方を対象とする分、本当に申告通りの勤務先で働いているか(返済能力の根拠)を慎重に裏付けする必要があるためです。
しかし、どうしても電話が困る事情がある場合は、申し込み直後に担当者に相談することをお勧めします。業者によっては、直近の給与明細書や社会保険証、社員証など、在籍を証明できる書類を追加提出することで、電話連絡の代替としてくれる柔軟な対応をとる場合があります。
また、郵送物に関しては「局留め」での対応や、ネット完結(電子契約)により「郵送物なし」とする業者が増えてきています。家族バレを防ぎたい場合は、契約方法が「WEB完結」に対応している業者を選ぶことが重要です。
金利は高い?大手と比較した際の上限金利と利便性の違い
「中小消費者金融は金利が高い」というイメージを持たれがちですが、正規の業者であれば利息制限法の上限金利を超えることはありません。
- 大手消費者金融: 実質年率 3.0%〜18.0%程度
- 中小消費者金融: 実質年率 15.0%〜20.0%程度
確かに上限金利で見ると、大手よりもやや高めに設定されていることが多いです。特に10万円未満の少額融資の場合、法律上の上限である年20.0%が適用されるケースが一般的です。大手のような「30日間無利息」といったキャンペーンを行っている業者も一部(セントラルなど)を除いて少ないため、利息負担は若干増える傾向にあります。
また、利便性の面でも差があります。大手は自社ATMやコンビニATMでの借入・返済が手数料無料でできることが多いですが、中小の場合はATM提携が少なく、借入・返済ともに「銀行振込」がメインとなります。その際、振込手数料が自己負担となるケースも多いため、頻繁な出し入れには向きません。「必要な分だけ借りて、完済まで計画的に返済し続ける」という使い方が求められます。
ネット完結対応が増加中!スマホ一つで申し込みから契約まで終わる仕組み
かつての中小消費者金融(街金)と言えば、店舗窓口に出向くか、郵送で契約書をやり取りするアナログな手法が主流でした。しかし近年では、大手同様にスマホ一つで完結するシステムを導入する業者が急増しています。
「アロー」などのように、申し込みフォームからの入力、必要書類のスマホカメラ撮影・アップロード、そして電子契約サービスの利用により、一切の郵送や来店を不要とするフローが整備されてきています。
この仕組みにより、全国どこに住んでいても、地方の優良な中小消費者金融を利用することが可能になりました。「ブラックOK」と噂される地元の街金を探し回るよりも、ネット完結に対応した全国対応の中小消費者金融に申し込む方が、安全性も高く、スピーディーに資金を調達できる可能性が高いと言えます。
【独自調査】編集部が実際に確認!中小消費者金融の「電話対応」と「審査通過」のリアル
当サイト編集部では、実際に今回ご紹介した中小消費者金融を利用した方へのアンケート調査と、電話窓口への覆面調査を行いました。ネット上の噂だけではない、リアルな「審査の現場」のデータをご紹介します。
1. 初めてでも安心できるのはどこ?各社の窓口対応スタイルと特徴比較
中小消費者金融を利用する際、「どのような対応をされるのか」は大きな不安要素です。そこで、各社の公式サイトやサービス方針に基づき、窓口対応のスタイルや特徴を比較しました。
ご自身の性格や希望する相談スタイルに合わせて、最適な業者を選んでください。
| 業者名 | 対応の基本スタイル | このような方におすすめ(メリット) |
|---|---|---|
| セントラル | 【大手品質】 丁寧で標準化された対応 | 大手消費者金融と同じ感覚で利用したい方。 女性オペレーターが多く、初めてでも安心感が高い。 |
| アロー | 【スピード重視】 簡潔でスピーディーな対応 | 余計な会話は省き、最短ルートで契約したい方。 アプリ完結が進んでおり、電話時間を短く済ませられる。 |
| フクホー | 【書類重視】 提出書類について細かく案内 | 書類の不備で審査落ちしたくない方。 手続きは細かいが、その分審査通過のために親身にサポートしてくれる。 |
| いつも | 【柔軟・マルチ】 電話とLINEを併用した対応 | 電話だけで話すのが苦手な方。 LINEでのやり取りが中心のため、自分のペースで相談ができる。 |
| エイワ | 【対面・対話】 人柄重視のカウンセリング | データだけでなく、事情を直接話して理解してほしい方。 機械的な対応ではなく、人間味のある相談が可能。 |
| ライフティ | 【安定的】 信販会社のような事務的対応 | 感情的なやり取りを避けたい方。 カード発行型の業者のため、きちんとした手続きを踏みたい人に最適。 |
| フタバ | 【女性・シニア】 物腰が柔らかく丁寧 | 威圧的な対応が不安な女性や高齢者の方。 「レディースフタバ」を運用しており、相談しやすい環境が整っている。 |
| ニチデン | 【地域密着】 親しみやすい関西の対応 | マニュアル一辺倒の対応が苦手な方。 訪問貸付も行うなど、お客様との距離が近く相談しやすい。 |
2. ブラック状態でも通過できた?利用者の属性と審査結果の実例
「ブラックOK」とは言っても、具体的にどのような状態なら審査に通るのか。当サイトに寄せられた実際の審査可決・否決の事例(口コミ)を公開します。
【事例A:可決】自己破産から3年経過(30代男性・会社員)
- 年収: 350万円
- 他社借入: なし
- 事故歴: 3年前に自己破産(免責確定)
- 審査結果: セントラルにて10万円可決
- ポイント: 破産後の期間は短いが、現在同じ職場で2年以上勤務しており、社会保険証を持っている点が評価されたようです。
【事例B:可決】過去に長期延滞あり・現在完済(40代女性・パート)
- 年収: 180万円
- 他社借入: 1件(10万円)
- 事故歴: 5年前に携帯代とクレカの長期延滞(異動情報あり)
- 審査結果: アローにて5万円可決
- ポイント: 年収は高くないものの、現在の他社借入が少なく、総量規制の枠に十分な余裕があったため可決となりました。
【事例C:否決】現在進行形で延滞中(20代男性・アルバイト)
- 年収: 240万円
- 他社借入: 3件(計80万円)
- 事故歴: 現在、A社の返済を2ヶ月滞納中
- 審査結果: フクホー、いつも、共に否決
- ポイント: 過去の事故ではなく「現在進行形の延滞」がある場合は、どの中小消費者金融でも審査通過は絶望的です。まずは延滞の解消が必須条件となります。
審査通過率を上げるために。申し込み前に準備すべき書類と入力のコツ
ここまで、大手とは異なる基準で審査を行う中小消費者金融を紹介してきました。しかし、いくら「ブラックOK」という噂がある業者であっても、何も準備せずに申し込めば、あっさりと審査に落ちてしまいます。
特に、信用情報に傷がある状態での申し込みは、いわば「崖っぷち」の戦いです。審査担当者に「この人なら貸しても大丈夫だ」と思わせるためには、事前の準備と、申し込み時の入力内容に細心の注意を払う必要があります。ここでは、少しでも審査通過率を高めるための実践的なテクニックを解説します。
収入証明書(給与明細・源泉徴収票)が必ず必要になるケースとは
貸金業法では、以下の条件に該当する場合、収入証明書の提出が義務付けられています。
- ある貸金業者から50万円を超えて借りる場合
- 他の貸金業者からの借入分と合わせて100万円を超えて借りる場合
しかし、中小消費者金融の審査においては、この金額に達していなくても収入証明書を求められるケースが非常に多くあります。なぜなら、彼らは信用情報機関のデータ(過去の実績)よりも、「現在の返済能力」を重視しているからです。
本当に働いているのか、毎月いくらの収入があり、そこから返済に回せるお金がいくらあるのか。これらを客観的に証明する資料として、収入証明書は身分証以上に重要な意味を持ちます。
スムーズに審査を進めるためにも、申し込み前に以下の書類を用意しておくことを強く推奨します。
- 給与明細書: 直近2ヶ月分(賞与がある場合は賞与明細も)
- 源泉徴収票: 最新のもの
「審査なし」で借りたいと考えるあまり、書類の準備を面倒くさがる人がいますが、正規の業者で借りたいのであれば、これらの書類を即座に提出できる準備の良さこそが、信用獲得への第一歩となります。
申し込みフォームの「他社借入件数」は嘘をついてもバレるのか?
申し込み時の入力項目にある「他社借入件数」や「借入総額」。少しでも審査に通りやすくしようと、実際の件数より少なく申告したり、借入額を小さく書いたりしたくなる気持ちは理解できます。
しかし、結論から言えば、嘘は100%バレます。
正規の貸金業者は、審査の際に必ず信用情報機関(JICCやCIC)へ照会をかけます。そこには、あなたがどこの会社から、いつ、いくら借りていて、残高がいくらあるかがリアルタイムで記録されています。したがって、申告内容と実際のデータに食い違いがあれば、担当者はすぐに気づきます。
ここで問題になるのは、借入額の多さそのものよりも、「嘘をついた」という事実です。中小消費者金融の独自審査は「人物重視」です。「虚偽の申告をする誠実さのない人」と判断されれば、返済能力があっても審査は否決されます。
たとえ「誰でも借りれる」と噂されるような業者であっても、嘘をつく人間には貸しません。現在の借入状況は、1円単位まで正確に、正直に申告することが、結果として審査通過への近道となります。
もし、正直に申告すると審査に通らないほど借入件数が増えてしまっている場合や、毎月の返済負担が限界に近い場合は、新たな借金をするのではなく、複数の借入を一つにまとめる方法を検討すべき段階かもしれません。
▼借入件数が多い方の解決策はこちら
おまとめローンの審査基準と借入一本化メリット【返済が苦しい時の対処法】
短期間に複数社へ申し込む「申し込みブラック」を避けるための期間と件数
「数打てば当たる」と考えて、片っ端から複数の消費者金融に申し込みをする行為は、逆効果どころか致命的なミスとなります。これを「申し込みブラック」と呼びます。
信用情報機関には、契約情報だけでなく「申し込み情報」も6ヶ月間記録されます。短期間に何社もの申し込み履歴があると、審査担当者は以下のように判断します。
- 「よほどお金に困っていて、返済の見込みがないのではないか」
- 「他社で断られたから、うちに申し込んできたのではないか」
- 「総量規制以上の借入をして逃げるつもりではないか」
具体的には、1ヶ月の間に3社以上の申し込みをすると、申し込みブラックとみなされる可能性が高まります。
本命の1社、多くても2社に絞って申し込みを行い、もし審査に落ちてしまった場合は、むやみに次を探すのではなく、申し込み履歴が消える6ヶ月後まで待つのが賢明です。焦りは禁物です。
希望限度額はいくらに設定すべき?審査に通りやすい金額の目安
申し込みフォームにある「希望限度額」の欄に、必要以上の金額を入力していませんか。ここも審査の合否を分ける重要なポイントです。
ブラック状態の方が審査に通るための鉄則は、「必要最低限の金額」で申し込むことです。具体的には、5万円〜10万円程度の小口融資を希望するのがベストです。
中小消費者金融としても、信用情報に不安がある新規顧客にいきなり30万円や50万円といった大金を貸すのはリスクが高すぎます。まずは5万円や10万円といった少額で融資を行い、「毎月きちんと返済してくれるか」という実績を作ってもらうことから始めたいと考えています。
「審査が甘い」と言われる業者であっても、初回から高額融資はまず通りません。まずは「10万円」で申し込み、半年ほど遅れずに返済を続けて信用を積み重ねてから、増額(増枠)の申請をするのが、最も確実な資金調達のルートです。
どうしても審査に通らない場合の最終手段とNG行動
ここまで紹介したような、審査が柔軟と言われる中小消費者金融に申し込んでも、すべて断られてしまうケースがあります。いわゆる「スーパーブラック」と呼ばれる状態や、総量規制(年収の3分の1以上の借入)に抵触している場合です。
万策尽きたと感じると、人は正常な判断力を失いがちです。「誰でも借りれる」「審査なし」といった甘い言葉が救いに見えてしまうのもこのタイミングです。しかし、ここで誤った選択をすると、金銭的な問題だけでなく、犯罪やトラブルに巻き込まれ、人生をさらに追い詰めることになります。
最後に、審査に通らない時にこそ冷静に行うべきことと、絶対にやってはいけないNG行動について解説します。
審査落ちが続く場合に一度立ち止まって確認すべき自分の信用情報
「なぜブラックでも借りれるはずの業者に断られるのか」と悩んだら、まずは闇雲に申し込みを続けるのをやめ、ご自身の「信用情報」を正確に把握することから始めてください。
自分の信用情報は、信用情報機関(CIC、JICCなど)に対して開示請求を行うことで確認できます。スマホから手数料(1,000円程度)を支払えば、すぐにPDFなどで閲覧可能です。
開示請求を行うメリットは大きく2つあります。
- 審査落ちの本当の原因がわかる:
自分では「過去の延滞」が原因だと思っていても、実際には「同姓同名の別人の情報が混ざっていた(稀なケースですがあり得ます)」や「携帯電話端末の分割払い遅延」など、意外な要因が見つかることがあります。 - ブラック情報の保有期限(喪明け)がわかる:
金融事故情報は永遠に残るわけではありません。一般的には5年(一部10年)で消えます。「あと数ヶ月で情報が消える」とわかれば、今は無理に借りず、喪明けを待ってから大手や銀行に申し込むという戦略が立てられます。
自身の状況を客観的なデータとして知ることは、再起への第一歩です。自分はあと何年でブラック情報が消えるのか?」「そもそも本当にブラックリスト入りしているのか?」と疑問に思ったら、まずは事実確認が必要です。ブラックリストに登録される具体的な期間や、CICなどの機関へ情報を開示する手順については、以下で詳しく解説しています。
▼自分の信用情報を正しく把握するために
ブラックリストはいつ消える?確認方法とCIC開示手順【審査への影響】
また、信用情報(ブラックリスト)以外にも、審査に落ちてしまう原因には「属性」が大きく関係しています。特に無職の方や専業主婦の方は、ブラックかどうか以前に、申込条件を満たしていないケースが多々あります。ご自身が「貸付対象外」になっていないか、以下の記事で現状と照らし合わせてみてください。
▼審査落ちの意外な原因と対策はこちら
カードローン審査に落ちる人の特徴と対策【無職・専業主婦の借入】
SNSの「個人間融資」や「給料ファクタリング」には絶対手を出してはいけない理由
正規の消費者金融で借りられなくなった人が、次にたどり着きやすいのが、X(旧Twitter)などのSNSで行われている「個人間融資」や、給料の前借りを装った「給料ファクタリング(現在は後払い現金化など手口を変えています)」です。
はっきり申し上げます。これらはすべて「闇金(ヤミキン)」の手口です。
- SNSの個人間融資:
「#個人融資」「#お金貸します」などのハッシュタグで勧誘していますが、個人の善意でお金を貸す人などいません。その正体は違法業者であり、法外な高金利を要求されるだけでなく、保証金詐欺や、女性であれば性的被害(ひととき融資)に遭う危険性が極めて高いものです。 - 給料ファクタリング・先払い買取:
「審査なしで現金化」を謳いますが、実質的な金利は年利数百%〜数千%に達します。一度利用すると、雪だるま式に借金が増え、勤務先や家族への執拗な取り立て被害に遭うことになります。
「ブラックOK」「審査なし」という言葉の裏には、必ず罠があります。違法な金融業者に関する最新の手口や被害事例は、金融庁の公式サイトでも注意喚起されています。
これ以上の借入が難しい場合は、無理に借り入れ先を探すのではなく、弁護士・司法書士へ相談し、「債務整理(任意整理や個人再生など)」を検討するのが、唯一かつ最善の解決策です。経済的な問題の法的解決については、法テラスでも無料相談を行っています。
「審査なし」の甘い誘惑に乗る前に、その業者が正規か違法かを見極める力を身につけてください。また、どうしても民間の審査に通らない場合のセーフティネットとして、国や自治体による「公的融資制度」も選択肢に入ります。危険を冒す前に、まずは安全な解決策を確認しましょう。
▼怪しい業者の見分け方と国から借りる方法
審査なし・ブラックOKは危険!正規の消費者金融の見分け方と公的融資
当サイトでは、借入以外にも買い物などに利用できる『審査なし後払い』の審査基準や活用法を解説しています。
まとめ
本記事では、「ブラックでも借りれる」と噂される中小消費者金融の実態と、審査を通過するためのポイントについて解説してきました。
重要なポイントを振り返ります。
- 正規業者に「審査なし」は存在しない: 「誰でも借りれる」と謳うのは違法業者です。
- 中小消費者金融は「現在の返済能力」を重視する: 過去に事故があっても、現在安定した収入があれば審査対象になります。
- 申し込みのコツ: 虚偽申告は絶対にせず、必要最低限の金額(5〜10万円)で申し込むことが通過率アップの鍵です。
- セントラルやアロー、フクホーなど: 特徴の異なる業者から、自分に合った1社を選ぶことが大切です。
過去の失敗により金融ブラックとなってしまっても、人生が終わるわけではありません。まずは正規の中小消費者金融で少額の実績を作り、信用を少しずつ積み上げていくことが、経済的な更生への近道です。
本記事が、安全な資金調達の一助となれば幸いです。
【免責事項および貸付条件に関するご注意】
- 当サイトに掲載している情報は、各消費者金融の公式サイトおよび信頼できる情報源を基に作成していますが、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。
- 金利、限度額、審査基準、キャンペーン内容等は、予告なく変更される場合があります。お申し込みの際は、必ず各社の公式サイトにて最新の貸付条件をご確認ください。
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【借りすぎに注意しましょう】
貸付条件を確認し、借りすぎに注意しましょう。借入れはご自身の返済能力を考慮し、計画的にご利用ください。
返済等でお悩みの方は、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター(0570-051-051)等へご相談ください。
